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中古住宅の劣化しやすい部位

住宅、特に木造は築10年目が最初のメンテナンスの目安と言われています。日本ホームインスペクターズ協会は、「欠陥住宅ではないか」「買ったあとの維持にいくらかかるのか」といった中古住宅を購入する際の不安に対し、プロの目でアドバイスを行う専門家の組織。同協会では、築10年で劣化しやすい住宅部位のトップ10を公表しています。

10位 木部、鉄部の塗装

屋根下地のつなぎ目を覆う鉄板などに注意。塗装は10年くらい経つと劣化が目立ち始めます。そのまま放置すると雨漏りの原因に。

9位 給排水設備

洗面台下の配管つなぎ目などの水漏れは、少量ずつでも床の木部を腐らせます。

8位 外壁のコーキング

画像のようなシワは劣化のサイン。そのままにしておくと雨水などが侵入し、下地を腐らせることにもつながります。

7位 サイディングの塗装

外壁を触って、手に塗装の粉がつけば塗り替えのサイン。

6位 外壁の吹きつけ(モルタルなど)

サイディングよりもヒビが入りやすい。そこから雨水が入りやすいので注意!

5位 スレートの屋根

変色していたら劣化が進行している証拠。早めの再塗装が無難です。

4位 バルコニーなどの防水

FRP防水も10年に1度は塗り直したいところです。

3位 浴室と脱衣室の境目

体から垂れたお湯が境目から床下に。15年くらい経つと床下にシミやカビが発生する可能性があります。垂れた水滴はマメにふき取りましょう。

2位 バルコニーと建物の接合部

外壁とバルコニーなどの継ぎ目は隙間が出来やすい部位です。雨水などが入りやすいので隙間の有無をよく確認しましょう。

第1位!
バルコニーの排水口周り

排水口付近は複雑な形状をしているため、防水処置が傷みやすい傾向があります。そのため周りに落ち葉などが詰まり雨水が溜まると、思いも寄らぬ場所から水が浸入することも。画像の例では湿気に吸い寄せられシロアリもいました。そのため修理費用も多くなり約200万円かかったそうです。

中古住宅の購入を検討する際は、ぜひ以上の部位をチェックしましょう。
「丁寧に住まれていたか」「修理の有無」の判断材料になるはずです。

取材・文/椎名前太 取材協力/日本ホームインスペクターズ協会
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