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フラット35は民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利の住宅ローンです。ローン期間中、返済額が変わらないので、長期的なライフプランが立てやすいなどのメリットがあります。
2010年4~6月の申込み件数は3万7120戸で前年比約2.7倍の伸びとなっています。なかでも耐震性や省エネ性など一定要件を満たすと当初10年間の金利を1%引き下げる【フラット35】S(優良住宅取得支援制度)は約5倍の伸びを示しました。
このように好調な【フラット35】S、具体的にはどのような条件や魅力があるのでしょうか。
【フラット35】Sは、耐震性や省エネルギー性など住宅性能に優れた住宅を購入する場合に、フラット35のローン金利を一定期間引き下げる制度です。
この引き下げ幅は元々当初10年間で年率▲0.3%でしたが、政府の経済対策によって当初10年間で年率▲1.0%に拡大しました。対象は平成23年12月30日までの申込み分まで。期間限定です。なお【フラット35】Sには募集金額があり、この金額に達する見込みとなった場合は、受付を終了することになっています。
| 当初10年間 年率▲0.3% |
当初10年間 年率▲1.0% |
【フラット35】Sには以下の3タイプがあります。
フラット35の金利を当初10年間、年率1.0%引き下げる商品です。

条件(以下の等級は住宅性能表示制度に準ずる) 次の1~4のうちいずれか1つ以上満たすこと。
中古住宅を対象にフラット35の金利を当初10年間、年率1.0%引き下げる商品です。

条件
フラット35の条件に次の1~2を足していずれか1つ以上満たすこと。
中古住宅は新築物件より性能が劣ることが多いため、このように項目を増やしてフラット35Sを利用しやすくしています。また元々条件をクリアしていない物件でも、売主との話し合いによって事前にリフォームをしてから申し込むことも可能です。
フラット35の金利を当初10年間年率1.0%、11年目以降20年目まで年率0.3%引き下げる商品です。

条件
次の1~4のうちいずれか1つ以上満たすこと。
これらの条件は文章で読むと難しく感じるかもしれませんが心配することはありません。販売業者に相談すれば申込みまですべて対応してくれます。
では実際【フラット35】Sがどれだけお得か計算してみましょう。
| 試算例 | 【フラット35】 | 【フラット35】S 【フラット35】S(中古タイプ) |
【フラット35】S (20年金利引き下げタイプ) |
| 適用金利 | 全期間 年2.31% | 当初10年間 年1.31% 11年目以降 年2.31% |
当初10年間 年1.31% 11年目以降 年2.01% 21年目以降 年2.31% |
|---|---|---|---|
| 毎月の返済額 | 全期間 104,217円 | 当初10年間 89,088円 11年目以降 100,032円 | 当初10年間 89,088円 11年目以降 96,668円 21年目以降 98,756円 |
| 総返済額 | 43,771,340円 | 40,700,080円 | 40,066,823円 |
| フラット35と比較して (総返済額) |
- | ▲3,071,260円 | ▲3,704,517円 |
上記の場合、【フラット35】Sと【フラット35】S(中古タイプ)はフラット35より約307万円お得です。また【フラット35】S(20年金利引下げタイプ)ならフラット35より約370万円もお得になるのです。
この差額を知れば前年比約5倍の申込み件数も納得できますね。
住宅ローンに対する経済対策には「住宅ローン減税」もあります。【フラット35】S(20年金利引下げタイプ)の対象条件となる長期優良住宅なら、10年間で合計最高600万円まで所得税および住民税から控除されます。住宅ローンを利用するならこちらも忘れずに手続きしましょう。
住宅ローン減税制度の概要
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